【営業職→人事職】異職種転職で通過しやすい志望動機の作り方

転職

異職種への転職相談の中でも、営業職から人事職へ転職してみたいという相談は意外と多いです。

特に人材業界の営業職を経験されてきた方が、企業の採用業務を支援してきた経験を活かして、今度は採用する側の仕事に携わってみたいというケースなどはよくあります。

ただ、人材業界に関わらず、営業から人事へ転職を希望する方ももちろん多くいますので、本記事では、幅広く営業から人事へ転職するためのポイントについて解説していきます。

※どこかで、もう少し限定して、人材業界営業経験者が人事へ転職するコツもまとめたいと思います。

データで見る異職種転職のリアル

いざ、営業職から人事職へしようと考えたとき

「とはいっても、そんな経験のない職種への転職ってほんとうにできるのかな…」

と、不安に思う気持ちを持つ方もいるかと思います。

実際のところ、転職において異職種への転職は珍しいものなのでしょうか?

まずはじめに、異職種転職についてデータで確認しておきましょう。

リクルート社の転職分析

営業職→人事職への転職というピンポイントなデータは見つからなかったのですが、株式会社リクルートが、「異業種×異職種」転職に関して分析したレポートがあります。

参考リンク:
「異業種×異職種」転職が全体のおよそ4割、過去最多に 業種や職種を越えた「越境転職」が加速(株式会社リクルート:2023年11月29日)

同調査によると、2022年の転職者の内、業種×職種のパターンは以下の通りです。

パターン 割合
同業種×同職種 17.7%
同業種×異職種 11.0%
異業種×同職種 32.0%
異業種×異職種 39.3%

営業職から人事職への転職は、

・業界ごと変える「異業種×異職種」型の転職
もしくは
・業界は同じ「同業種×異職種」型の転職

のどちらかに属します。

営業→人事に限らず、そもそも職種を変える異職種型の転職は、転職者全体の「50.3%(11.0%+39.3%)」と半数を占めるという結果でした。

さらに同調査では、職種別の業種・職種異同のパターン別割合も出していて、人事職へ転職した人の内、異職種からの転職は全体の47%を占めていました
※これはもちろん、転職前が営業職以外の職種も含まれた数値です。

つまり、これらのデータを見る限り異職種から人事への転職は、決して珍しいことではありません

営業経験者が人事職で活かせる強みとは

未経験の職種へ転職する場合、職種に限らず共通して大きなポイントとなるのは以下の2点です。

・ポータブルスキル
・熱意と学習姿勢

※詳しくは下記記事もご覧ください。

ポータブルスキルとは、ざっくりいうと、「会社や仕事内容が変わっても活用できるスキルのこと」です。

営業職→人事職におけるポータブルスキルだと、以下のような力が挙げられます。

スキル1:コミュニケーション力

まずは、営業職種最大のスキルの一つであるコミュニケーション力です。

相手の意図を精度高く受け取り、齟齬がなるべく発生しない形で自身の考えを相手に伝える。顧客との折衝の中で磨かれてきたそのコミュニケーション力は、「採用面接」や人事としての「社員対応」の場面でも活かすことができます。

スキル2:ヒアリング力・提案力

営業であれば、相手の状況を分析し、企画提案する場面も多々あったかと思います。そのヒアリング力・提案力は、求人設計や人事制度設計への応用として転用できうるスキルです。

スキル3:数値目標達成経験

営業はコミットメントや予算と呼ばれる、日々の達成すべきノルマが課せられますが、走りながらも細かい改善修正を行いそれを達成してきた経験は、採用KPIの運用や改善提案など、人事として達成すべき数値をクリアする力としても大いに期待されます。

スキル4:社内外との折衝力・調整力

営業は契約~納品~アフターフォローの中で、社内外のリソースを把握した上で、細かいスケジュール調整や依頼を行うとりまとめ力が求められます。その培った折衝力・調整力というのは、現場との細かい連携が非常に重要な人事職においても大きな武器となりえます。

採用活動では、母集団形成から候補者対応、社内調整など多くの関係者と連携が求められるため、営業時代に培った調整力や折衝力は即戦力として評価されやすいです。

人事でも活かせる営業経験・スキルをアピール

上記のような経験・スキルを中心に、応募書類の作成や面接での回答を準備していけると、企業へもアピールがしやすくなります。

通過率が高い志望動機の共通点

次に、営業→人事への転職において、通過率が高い志望動機のポイントもみておきましょう。

共通点1:人事職を志望する明確な理由がある

「なぜ人事職を希望しているのか」、そこが明確になっているかどうかが重要です。

人事希望におけるよくある志望理由として「人と関わる仕事がしたい」というものがありますが、営業職も人と関わることがメインの仕事のため、それだけでは動機として弱い場合が多いです。

人事を希望する具体的なきっかけや原体験(新卒採用時のサポート体験など)を交えつつ、なぜ人事を目指したいのか、現職との違いを明確にしたうえで、理由を伝えられるようにしていく必要があります。

NG例

 「人と関わる仕事がしたくて人事を志望しました。」

OK例

 「営業職として多くの若手社員の育成や採用支援を行う中で、“人の成長を支援すること”にやりがいを感じるようになりました。特に新卒採用に同行した経験から、自分自身が採用活動の企画・実行を担いたいと考え、人事職を志望しています。また、貴社の採用方針にある『自律的な成長を支援する』という理念に強く共感しており、自身の経験を活かして貢献したいと考えています。」

共通点2:営業経験・スキルをどう人事に活かせるか言語化されている

先程の「ポータブルスキル」の項目でも挙げましたが、営業の経験・スキルをどう人事職に活かせるのか、具体的なエピソードを交えて、伝えられるかどうかが大切です。

きちんと応募先の人事業務を調べたうえ、「営業時代の○○の経験が、御社人事業務における××に活かせます」と、具体性をもって伝えましょう。

共通点3:今後のキャリアビジョンがある

一口に人事といっても、その職域や業務内容、役割は多岐に渡ります。もちろん、その会社の規定や想定コースがある場合もありますが、今後どういったキャリアを積んでいきたいのかを考えておけると、より人事職への志望度が企業へ伝わります。

採用担当→制度企画→人事戦略など、自分としてのステップアップの構想を整理しておきましょう。

キャリアビジョンを示すことで、「人事を本気で考え、長く携わる意思があるのだな」と、あわせて本気度をアピールすることも可能です。

まとめ:営業経験は人事にとって大きな武器になる

これまで見てきた通り、営業職と人事職は、お互いに求められるスキルの共通点も多く、営業の経験・スキルは人事への転職において、伝え方次第で大きなアピールポイントとなります。

本記事でのポイントを押さえつつ、書類で魅せて、面接で語れるストーリーを準備していきましょう。

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