転職活動をしていると、
「なんかうまくいかないな…」
「頑張っているのに結果が出ない」
「自分だけが取り残されているように感じる」
と、悩む瞬間ってありますよね。
そんな時はついつい自己肯定感が下がり、自信を失いやすいですが、そんな時だからこそ冷静な立て直しが大切です。
うまく行かないときの原因や対処法は多々ありますが、今回は「メンタル面」から、立て直しを図る方法をいくつか解説したいと思います。
よくある「うまくいかない」状態とは

一口にうまくいかないといっても、様々な状況があります。
まずは、どこでうまくいっていないのか、状況を切り分けて考えることが大切です。
よくある、転職活動でつまずきやすいポイントを見ていきましょう。
書類選考が通らない
いざ、転職活動をはじめて企業にエントリーをしてみたものの、はじめの書類選考の段階で落ちてしまう状況です。
面接で落ち続ける
書類選考は通るのだけど、いざ面接となるとお見送りになってしまうパターンです。
※これも本来は、1次か最終かなどさらに細分化してみていく必要がありますが、状況分析は別の記事にまとめたいと思いますので、本記事では「面接」というくくりでまとめています。
内定が出ないまま数カ月経過
転職活動はきちんと継続的に行っているにも関わらず、最終的な内定まで獲得できないまま数カ月経過してしまうパターンです。
エージェントや知人からの仕事の紹介が減る
エージェントにも登録に行き、はじめこそいくつかの求人を紹介されたものの、徐々に紹介数が少なくなっていき、そもそも応募できる仕事自体が減っている状態です。
【メンタル編】気持ちの立て直し方

まず大前提として、これまで1,000名以上の方のキャリア支援を行ってきましたが、どんな方でも、大なり小なり転職活動でつまずく瞬間はあります。
うまくいかないと、ついつい自分だけがうまくいっていないのだと、落ち込んでしまったりするものですが、他のみんなもそうなのだと認識するだけでも、心持ちがちがってきます。
では、具体的なメンタルの立て直し方をいくつかご紹介します。
方法1:不採用は「否定」ではなく、単なる「ミスマッチ」と捉える
「不合格」や「お見送り」という言葉を突きつけられると、自身の人格や能力を否定され、さも自分のこれまでが失敗だったかのような印象を持ってしまいがちです。
しかし、採用というのは、単純にその瞬間でお互いの需給がマッチしているかどうかの問題であり、そこにあなたの人格や能力に対しての、正解・不正解も、成功・失敗もありません。
少し話は逸れますが、あの大ヒットした『進撃の巨人』は、はじめ週刊少年ジャンプに持ち込まれましたが「ジャンプらしくない」という理由で落とされ、その後『週刊少年マガジン』でデビューを果たし、コミックスは累計1億部を超えるメガヒット作品となりました。
採用されないからといって、決してあなたの人格や能力が否定されたわけではなく、その会社のその時の状況とは、たまたま合わなかったというだけです。
そして、たまたま合った時は、それがいわゆる「ご縁」というものになります。
努力や改善をしなくていいということではありませんが、不採用に対して、必要以上にネガティブに捉える必要はありません。
方法2:頑張っている自分を正当に評価する
転職活動というのは思っている以上に非常に大きなエネルギーを消費します。
求人を探す手間、会社を調べる手間、書類を作る手間、エントリー後の企業とのやりとり、面接が決まれば決まるで面接準備に、終われば御礼メール、内定を取ればとるで本当に承諾していいのかと悩む…
これが仕事しながらしているとなると、さらなる負担がかかります。
いかがでしょうか?
改めて上記を見てみるだけで中々大変そうだなあ、と感じるのではないでしょうか。
転職活動の結果に関わらず、そもそも転職活動をしている時点で十分頑張っています。
結果がついてこないと、ついつい自分はダメだと自己肯定感が下がりがちですが、これだけ大変な転職活動をしていることを客観的に見て、正当に自分の頑張りを評価することは、とても大切なことです。
方法3:あえて小休止するー意図的に転職活動をしない日を作る

思い切って休んでしまうのも効果的な時があります。
数十年前にくらべ求人サイトや転職サイトが浸透し、スマートフォンの普及と相まって、転職活動中は、ちょっと時間が空くと、ついつい求人情報や転職について調べてしまいがちです。
ずっと張りつめすぎていては疲れてしまい、結果として全体のパフォーマンスが下がってしまう場合があります。
休肝日のような形で、時にはまったく転職活動をしないリフレッシュ日を作ってみるのもありです。
リフレッシュ日をうまく活用することで、メンタルもコントロールしやすくなることがあります。
方法4:誰かに話すー信頼できる人・カウンセラー・キャリアコーチ
行き詰まったときは、誰かに率直に話をしてみることも効果的です。
ここでのポイントは、相談するというより、話をするということが重要です。
たとえアドバイスが返ってこなくても、自分の今の状況や悩んでいることを言葉にして誰かに話しをするだけで、自然と考えが整理できて、ストレスが軽減されることがあります。
まずは、身近な信頼できる人に話をしてみましょう。
もし、具体的かつ専門的なアドバイスも欲しい場合は、プロのサービスを利用するのも手です。
おわりに:転職活動は「合う場所を探す」活動

転職活動は、営業のように自分を売り込む側面がゼロとは言いませんが、あくまで、「売り込み」ではなく「マッチング」が大切です。
ノルマを課された営業業務のように無理に自分を売り込むのではなく、「合う場所を探す」という視点へシフトしてみると、必要以上にストレスを感じることも少なくなります。
うまくいかない時は、自身がすべて悪いのではなく、「単にまだ合う場所に巡り合っていないだけ」と捉えてみると良いかと思います。
あなたにぴったりの場所は、必ずどこかにあります。焦らず進んでいきましょう。
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「とはいってもやはり自分一人の転職活動は不安…」
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