「なんとなく転職」でもOK?志望動機の説得力を増す方法

転職

転職したいなぁと思うときに、明確な理由がある方もいる一方、

「そんなにはっきりとした理由はないんですが、なんとなく転職したいんですよねぇ」

という方も意外といらっしゃいます。

ただ、そんな方は同時に

「けどそんな軽い気持ちだとやっぱり採用側からは敬遠されちゃうんだろうなぁ」

というご不安を抱えていることも多いです。

「なんとなく環境を変えたかった」のような「なんとなく転職」は、転職理由としては実はよくありますが、たしかに採用面接では「明確な志望動機」が求められる現実もあります。

では、「なんとなく」がきっかけの場合は、どのような転職活動を進めていけばいいのでしょうか。

本記事では、そんな「なんとなく転職」について、解説していきたいと思います。

「なんとなく転職」はチャンスのはじまり?

一見ネガティブに捉えられがちな「なんとなく転職」ですが、そもそもこの理由は本当に転職のきっかけとしてはダメなのでしょうか。

本音としては「環境への違和感」「やりたいことの曖昧さ」「現状への不満」等が根底にある

「なんとなく」は、はじめのきっかけの感情として非常に重要です。なぜなら、そのなんとなくの裏側には、なにかしらの具体的な本音が存在しているからです。

多くの場合、「仕事内容や労働条件への不満」や「将来的なキャリアへの不安」などの思いが根底にあり、それをもとにして、「なんとなく転職したいなぁ」という感情につながっていきます。

それ自体が悪いわけではなく「言語化されていない状態」が問題

「なんとなく転職」ということ自体が悪いわけでは決してありません。

問題となりやすいのは、その状態が言語化されていないことです。

納得のいく言語化ができていれば、「なんとなく」から始まる転職でも、志望動機などは十分に説明可能となります。

志望動機を説得力ある形に変更するステップ

では実際にどのようにすれば「なんとなく」を言語化して、説得力ある形にできるのでしょうか。

その方法をステップ別でみてみましょう。

Step1:転職を考えたきっかけを掘り下げる

まずは、「なんとなく」の裏にありそうな感情を一通り書き出してみましょう

飽き、不満、価値観のズレなど様々出てくるかと思います。

もし感情がうまく出てこない場合は、「最近仕事でモヤモヤした瞬間」など、経験をきっかけに探してみましょう。そのモヤモヤした瞬間などを思いついたら、「なぜモヤモヤと感じたか?」を深堀することで、感情を見つけていきます。

Step2:その違和感から何を学んだかを整理する

転職のきっかけとなる感情や経験をみつけたら、次に、そこから何を学ぶことができたのかを整理してみます。

昔は同じ状況でも感じなかった気持ちが、今は感じているのであれば、その価値観の変化や自己理解の深化を言語化してみましょう。

そうすると、「○○が自分にとって大切だと気づいた」などの発見に転換が可能です。

Step3:次の職場に求めることを具体化する

次はStep2で整理・発券できたことをベースに、転職先の職場に求めることを具体化してみましょう。

求める働き方やチームの雰囲気、裁量の大きさなど、具体化をしていき、それらをもとに志望企業との接点を見つけていきます。

Step4:企業ごとにカスタマイズする

最後に、志望企業の企業理念や仕事内容、働き方などと、自分の希望がどう重なるかを整理していきます。

どこの企業でも共通して同じ形ではなく、「なぜその企業か」までカスタマイズして着地させることができると、その志望企業における転職活動で非常に強みとなります。

実例紹介:言い換え前と後の比較

一例ですが、下記のような形です。

Before:ビフォアー

「なんとなく今の職場が合わないと感じて転職を考えました」

このままでは、受け手に「感情的な判断」「飽きっぽい」といった印象を与えてしまう可能性があります。

ここから、「なぜそう感じたのか」→「そこから何を学んだのか」→「次にどう活かすのか」といった形で整理していきます。

具体例Step1:違和感やモヤモヤの正体を言葉にしてみる

「合わない」と感じたのは、具体的にどんな場面だったか?

たとえば以下のような問いを使って内省してみます。

・どんな時にストレスを感じた?
・どんなルールや評価に納得がいかなかった?
・どんな時に「もっとこうだったらいいのに」と思った?

例:
「会議で意見を出しても“前例がない”の一言で却下されることが続いた」
→ これは「新しい提案が歓迎されない職場」に不満を感じていたことを示している

具体例Step2:自分にとって「大事な価値観」は何かを言語化

違和感の裏には「自分が大切にしたい価値観」が隠れています。

例:
・柔軟な発想を活かしたい
・成果や工夫を正当に評価してほしい
・新しいことに挑戦できる環境がいい
→ 「形式やルールではなく、創意工夫を重視する風土を求めている」と整理できる

具体例Step3:次の環境で実現したいことを具体化する

その価値観をベースに、「どんな環境で働きたいのか?」をはっきりさせる。

例:
「社員の提案を実際の業務に反映させている」「チャレンジ歓迎の文化がある」といった会社なら、モヤモヤの反対の環境が整っている
→ その企業の理念や取り組みに共感を示せれば、志望動機として自然に筋が通る

After:アフター

まとめるとこのようなプロセスです。

感情:「なんとなく今の職場が合わない気がする」
 ↓
経験:「会議で前例重視の風土に違和感」
 ↓
価値観:「柔軟な発想や挑戦が評価される環境を求めている」
 ↓
志望動機:「貴社の◯◯という姿勢に共感し、自分のアイデアを活かせると感じました」

上記のようなプロセスを踏むことで、このような形に変えていきます。

After:
「現職では成果よりも形式やルールを重視する文化が強く、自分のアイデアを活かしきれないと感じていました。もっと柔軟な発想が歓迎される環境で力を発揮したいと考え、貴社の『オープンな提案文化』、また、『若手のチャレンジ制度』『裁量ある働き方の導入』などという取り組みに共感しました」

→ 感情ベースから、価値観・経験に基づく動機に変換

このように「なんとなく」感じていた違和感を観察・分析・言語化することで、納得感のある動機に変換できます。

 採用側が見ているポイントとは?

採用側は、転職理由そのものも、もちろん重要視している部分はあるのですが、それと同じくらい、理由の「納得感」や「論理性・一貫性」をみています。

「自分なりに考え抜いた結果の判断」ならば共感されやすい

内省を通して、自分なりのきちんとした軸を相手に伝えることができるのであれば、それは企業側も共感がしやすくなります。

「ぶれない軸を持っているか」を伝えるのがポイント

自身の感情をきっかけに、価値観やキャリア志向を考え、その軸をもとにした応募ができていれば、「納得感」や「論理性・一貫性」が生まれてきます。

紹介した方法などを使い、ぶれない軸をみつけ、それを相手に伝えていけるかどうかがポイントです。

まとめ:「なんとなく転職」は悪くない

いかがでしたでしょうか?

「なんとなく」は立派な転職のきっかけになり得ます。大切なのは、その感情の奥にある価値観や軸を丁寧に言葉にすること。

正直な感情を大切にしつつ、あなた自身のストーリーを、自信を持って伝えていきましょう。

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