採用担当者は日々多くの候補者とやりとりしており、応募している側が思っている以上に、メール文章や面接・会話におけるちょっとした「違和感」を見逃しません。
少しの言葉のミスで、「丁寧さ・伝える力」を懸念され、本来好印象だったはずの全体評価にマイナス影響を与えてしまう場合もあります。
本記事では、そんな転職活動においてよくありがちな言葉のミスと、その修正方法をタイプ別に紹介していきます。
ケース1:曖昧表現・抽象ワード系

それっぽいことを言っているように聞こえますが、実際はこれといって何も言っていない漠然とした言葉たちです。
「様々な業務に携わってきました」などの曖昧系
文字数が制限されている経歴概要等で使用する分には、必ずしも悪いわけではないですが、どこかで補足情報は入れる必要がある表現です。
この表現を使用するのであれば、
何を、どのように携わり、そして、どんな成果があったか
の情報を追加で補っておきましょう。
同じく「~の経験を活かしていきたいと考えています」なども、そのままだと曖昧です。どう活かすのかまで伝えましょう。
「理念に共感しました」だけの志望動機など抽象系
これも使いやすい表現ですが、これ単体だと違和感がある表現です。
どの部分に、なぜ共感したのか
を補強して、具体化をする必要があります。
ケース2:言い過ぎ・盛りすぎ系

一言でいうと、「過言」という表現たちです。
「すべて完璧にこなしました」など過大表現
そんなことはそうそうありません。
また、「完璧」の定義も人によって異なるはずなので、こういった過大な表現は信ぴょう性が落ちます。
必要以上に謙遜するのもよくありませんが、「〇カ月で△に関しての売り上げを昨対比で××%アップすることができました」など、客観的な指標となる数値などを使用しつつ、過剰な表現となっていないか注意しましょう。
「必ず御社に貢献できます」など断定的な言い切り
熱意は伝わりますが、100%を保証できるようなものではないことに関して、必ずと言い切ることに対して、人によっては違和感を覚えてしまいます。
「~尽力いたします」など、少しトーンを下げつつ、貢献を期待できそうな経歴や実績を事実ベースで伝えていきましょう。
ケース3:誤変換・誤字脱字系

シンプルな変換ミスのケースです。
「異動」→「移動」、「貴社」→「記者」などの誤変換
転職活動でよく使う単語かつ、ありがちな変換ミスは例えば以下のようなものがあります。
①「お世話になっております」→「お世話になって降ります」
キーボード変換の誤り。丁寧な挨拶が一気に台無しに。
②「異動」→「移動」
意味は全く異なるが、読みが同じなので変換ミスが起こりやすい。
例:「営業部に移動しました」→「営業部に異動しました」が正解。
③「御社」→「恩社」
「おんしゃ」と打つと「恩社」になりがち。また、そもそも文書で使用する場合は「貴社」の方が適切とされることが多いです。
④「貴社」→「記者」「帰社」
特に文中では変換候補を急いで選んでしまいがち。
見直し&他者チェック
対策としては地道に見直しをすることです。
また、自分でこういったミスは気づきづらいため、余裕があれば第三者にチェックしてもらうのも有効です。
自分一人で見直す場合は、少し時間を置いたり、大事な文章であれば一度紙に印刷するなどしてチェックすると、気持ちや目線がリセットされて、ミスを発見しやすくなることがあります。
ケース4:古めかしい・堅すぎる表現系

真面目すぎる方に多い印象の、いわゆる「かたい」表現たちです。
これに関しては、必ずしも間違いではないので、絶対的に悪いというわけではないのですが、使う際は念のため注意しておいた方がいいかもしれません。
失礼ではないのですが、「親しみやすさや柔軟性」で引っかかってしまうケースがあるためです。
「謹んで応募させていただきます」
非常に丁寧ですが、少し堅すぎて、現代的な感覚だと違和感を覚えることがあります。
「応募させていただきます」で十分丁寧かつ問題ないので、これくらいのトーンの方が無難です。
「ご高配を賜り、誠にありがとうございます」
こちらもやはり、若干仰々しさを感じます。
「ご配慮いただきありがとうございます」
「ご対応ありがとうございます」
くらいのシンプルな方が、違和感が少なく、丁寧さでも問題ありません。
現代的で分かりやすい言葉で丁寧に伝えればOK
転職活動に限らず、ビジネスシーンでは一種儀礼的な側面も確かにあるので、これらの表現を使用しても違和感のないケースもあります。
ただ、基本的には、「分かりやすい言葉で丁寧に伝える」ことを意識しておくことが重要です。
ケース5:横文字・カタカナ語多用系

「コンセンサスをとりながらアジャイルでインタラクティブな~」
など、いわゆるかっこよさげなビジネス用語たちです。
ネタにされてしまうことも度々ある横文字系ですが、使っている人たちは本当に使っています。
ただ、そういうコミュニティや文化でない限り、やはり必要以上に使用されていると違和感を感じさせてしまうことが多いです。
コンセンサス→合意
アジャイル→変化に素早く対応
インタラクティブ→双方向の
など、カタカナを使っている部分は、他に分かりやすい表現がないか見直してみましょう。
まとめ:伝わる言葉で印象アップを

言葉の選び方は「その人の伝える力・思考力・配慮力」の表れです。
特に転職活動においては、この記事で挙げたような、「曖昧・盛りすぎ・誤変換・古めかしい・横文字」は発生しがちなので要注意です。
丁寧さとシンプルさのバランスが大切です。
ただ、こういったミスは、自分一人ではなかなか気づきづらいものです。
これは個人の能力の問題ではなく、転職エージェントなど転職のプロでさえ、候補者の表現であれば気づくのに、自分が発信することにはこういったミスが発生していることもままあります。
可能であれば、親しい知人や家族など第三者に一度自分の表現で違和感を感じるところがないか確認してもらうことをオススメします。
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