空白期間があると転職に不利になるは本当かー空白期間をポジティブに書くコツー

転職

「この空白期間、どう説明したらいいんだろう…」

転職活動を始めたものの、職務経歴書にぽっかりと空いた「空白期間」を前に、そう立ち止まってしまっていませんか?

「フリーター期間があると選考に不利になるって本当?」「無職期間はやっぱりマイナス評価なのかな?」

キャリア相談の中で良く受ける質問の一つであるこの「空白(ブランク)期間」。たしかに間が空いてしまうと、企業側から見たときに

「仕事に対する意欲が低いのではないか」
「ブランクによってスキルが落ちているのではないか」

などを懸念されて、採用に通りづらくなってしまうというイメージがありますが、果たして本当にそうなのでしょうか。

本記事では、転職活動におけるこの空白(ブランク)期間というものについて解説していきます。

空白期間は本当にマイナスなのか?データで確認

そもそも職歴にブランク期間があるのは本当にマイナスなのでしょうか?

いくつかデータをみてみましょう。

厚生労働省「転職者実態調査」から見る「空白期間」の実態

厚生労働省が定期的に実施している転職者実態調査には、「直前の勤め先を離職してから現在の勤め先に就職するまでの期間」という項目があります。

最新の令和2年の調査によると、回答結果は下記のとおりです。

離職期間 割合
離職期間なし 26.1%
1カ月未満 27.6%
1カ月以上2カ月未満 13.3%
2カ月以上4カ月未満 12.9%
4カ月以上6カ月未満 4.6%
6カ月以上~ 10.7%

一般的に、3カ月を超える空白期間があると企業は懸念すると言われていますが、転職者の内、「4カ月以上空白期間があった方も約15%ほどいた」という結果でした。

企業は「空白期間」をどう見ている?意外な調査結果も

さらに興味深いデータとして、2025年にレバレジーズ株式会社が中途採用担当者を対象に実施した調査があります。
出典:キャリアの空白期間に関する正社員採用の実態調査

この調査によると、約4割の企業が「候補者のキャリアに空白期間があることは採用判断に影響しない」と回答しています

  • 影響すると回答した企業:53.0%
  • 影響しないと回答した企業:37.4%
  • 分からないと回答した企業:9.6%

また、これは調査内容の詳細が見つけられなかったのですが、リクルートワークス研究所の独自調査によると、「ブランク期間が半年経過するまでは再就職率が下がるものの、半年を超えるとそれ以降は再就職率に変化が見られなくなる」という結果も出ています。

ブランク期間は延びれば延びるほど就職に不利になるイメージがありますが、この調査では、必ずしもそうではないことが示されています。

つまり「空白期間は採用に影響するけど必ずしもマイナスではない」

データを見る限り、「空白期間は採用に影響しない!」という見立ては残念ながら難しそうですが、実際に

・空白期間に関わらず転職をしている方がいる
・空白期間は採用に影響しないとする企業もいる

ことから、「空白期間がある=不採用」は誤解で、

空白期間は採用に影響はするが、必ずしもマイナスになるわけではない

と、言えそうです。

つまり、空白期間があっても、その伝え方がポイントとなってきます。

空白期間をポジティブに伝える3つのコツ

空白期間を何も説明しない、またはネガティブに語ってしまうのは基本NGです。

採用担当者からみて、たとえ空白期間があったとしても、その理由や経緯に「納得」ができるものであれば、マイナス評価とはならず、場合によっては好意的に捉えてくれる場合もあります。

そのためには伝え方が重要となってきますので、そのコツを見ていきましょう。

コツ1:なぜその期間が必要だった?「目的と背景」を明確にする

なぜその時間が必要だったのか説明できるようにしましょう。

ちなみに、先程ご紹介したレバレジーズ社の調査では、「選考に影響しない空白期間の理由(複数回答)」として、採用担当者は下記を回答しています。

留学やワーホリなどの海外経験:59.3%
結婚・産育休などのライフイベント関連:58.4%
家族の看病・看護:55.5%
免許や、資格の勉強:52.2%
旅行(国内外不問):39.7%
精神的や身体的などの理由による休養:28.2%

つまり、自己成長や、やむを得ない事情で空白期間が生じている場合は、そもそもマイナス評価とみなされない場合があります。

そのためにも、まずはなぜその期間が必要だったのかを、その背景・理由をきちんと企業に伝えられるよう、整理をしておきましょう。

コツ2:空白期間中の行動を具体的に伝える

その空白期間中に行っていた行動を具体的に伝えましょう。

資格や学習、バイト、ボランティア、スキル習得、生活改善など、実際に「何をしていたか」は、評価の対象となります。

「何もしていなかった」ではなく、「〇〇に取り組んでいました」と具体的に話すことで、あなたの主体性や学習意欲を示すことができます。

コツ3:その経験がどう活かされているかを伝える

コツ2での行動や、空白期間中に得た経験が、どのような学びとなっているのか、そして今後どう活かせそうなのかを伝えましょう。

この経験が、あなたのキャリアプランや今回の転職理由と一貫性を持って語れると、より説得力が増し、ポジティブな印象を与えられます。

例:空白期間の伝え方

ここで、具体的な伝え方の例をいくつかご紹介します。

例1:スキルアップ目的の場合

「約半年間、前職で培った営業スキルをさらに高めるため、オンラインのマーケティング講座を受講し、Webマーケティングの基礎知識と実践的な広告運用スキルを習得しました。この期間で得たデジタルマーケティングの知見を、御社が今後強化されるという〇〇事業の推進に活かしたいと考えております。」

例2:ライフイベントの場合(育児休業明けなど)

「出産・育児のため〇年間休職しておりましたが、この期間に時間管理能力やマルチタスク能力が飛躍的に向上したと実感しております。また、子どもの成長を見守る中で、改めて社会との繋がりやキャリアを追求したいという意欲が強くなりました。今後は、育児で培った効率的な時間配分と、新しい環境への適応力を活かし、御社の〇〇職で貢献していきたいと考えております。」

例3:体調不良からの回復の場合

「〇ヶ月間、体調を崩し休養しておりましたが、この期間を通して自身の健康管理の重要性を深く学びました。現在は完全に回復しており、規則正しい生活を送るとともに、心身のバランスを保つ方法を実践しています。この経験を通じて得た自己管理能力と、困難を乗り越える粘り強さを、御社の業務に活かして貢献していきたいと強く願っております。」

まとめ:キャリアは一直線じゃなくていい

キャリアにおいて、「空白期間がある=マイナス」では決してありません。

むしろ空白期間があったからこそ、素晴らしいキャリアを築いている方も多くいます。

必要以上にネガティブに捉えず、自分の経験を自分の言葉で整理して、前向きに語れるようにしていきましょう。

キャリアに迷った時間も、あなたの大切な糧となります。

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